『Practice TOURS ver.201011 rise of NATIONS ride』(油津港沖)掃海艇たかしま「centre」
『Practice TOURS ver.201011 rise of NATIONS ride』(油津港沖)掃海艇たかしま「centre」_b0176417_23481281.jpg
2010年11月11日(木)宮崎県日南市油津港にて
平成22年度機雷戦訓練・掃海特別訓練・潜水訓練(入港 rise of NATIONS ride)
海上自衛隊掃海隊群第2掃海隊 掃海艇「たかしま」さん(佐世保)

また投稿が少し停まりましたが…。宮崎県と鹿児島県の県境に位置する新燃岳の噴火が続いております。現地(都城市)に友人知人が多い為、連絡を取り合う日々となっています。この油津港にも火山灰が降っている事と思います。恐らく、視界もこの日のように白く霞んでいる事でしょう。思えば、不思議な事が多々ありました。この日の油津港は、前日とはうって変わって、早朝から白く霞んでいました。季節外れの黄砂の飛来。「砂」。火山灰も「砂」です。約2ヶ月後を暗示するかのような「白霞」。白灯台に近づく頃、ようやく皆様の艦番号が判別出来るようになります。晴天であれば、かなり遠方からでも、はっきりと艦番号は見えるのですが。「603」。佐世保よりお越しの第2掃海隊・掃海艇「たかしま」さん。真正面「centre(center)」です。続く、掃海艇「やくしま」さんは白灯台後方で待機中。左手大島前には沖縄よりお越しの第46掃海隊・掃海艇「あおしま」さん。「やくしま」さん後方は、第46掃海隊・掃海艇「ししじま」さん。

この一斉入港の日から、2ヶ月以上が経過しましたが、新燃岳の噴火が始まった事で、意識は再び宮崎県・鹿児島県に強く引き戻されています。降灰が観測されている地域は、まさに掃海部隊の皆様の見学記録の為、行き来した宮崎県都城市、日南市、鹿児島県志布志市です。もし、この時に噴火が始まっていたとしたら…?殆ど記録出来なかったかもしれません。実は滞在中から既に前兆はありました。右手首の負傷の影響もありますが、ここ数日、複雑な思いで過ごしています。
by stbrristol | 2011-01-31 00:04 | 平成22年度機雷戦訓練(日向灘)


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