201002 横須賀水中処分隊(5)『YOKOSUKA軍港めぐり』(A-east ride)「跳」
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2010年2月17日(水)『YOKOSUKA軍港めぐり』にて 海上自衛隊横須賀警備隊「横須賀水中処分隊」の皆様

機雷桟橋を出発され、『YOKOSUKA軍港めぐり』のSea friend V号さんと並走するように吾妻島東海岸を進まれた横須賀水中処分隊・杉山隊長第一陣の皆様。吾妻島「長崎の岬」に到着。押し寄せる「うねり」。跳ねる処分艇さん。こちらの場面は水平を修正していませんが、まともに記録されていますね。一見、海は穏やかに見えます。でも、それは「一見」。前回投稿時に気象庁さんsiteの『風浪とうねり』を転載させて戴きましたが、その大変納得できた解説中にもあったように…

 沖合いではゆったりと穏やかに見えることもあります。しかし、うねりは波長(周期)が長いために水深の浅くなっている海岸(防波堤、磯、浜辺など)の付近では、海底の影響(浅海効果)を受けやすく、波長(周期)の短い風浪よりも波が高くなりやすいという性質を持っています。このため、沖合いから来たうねりが急激に高くなることがあり、波にさらわれる事故も起こりやすいので注意する必要があります。 」

冷たい色をした海。一見、穏やかに見えますが、穏やかであれば、処分艇さんがここまで跳ねないと思うのです。非常に美しく臨場感のある場面ですが、それはこうして部屋の中で、落ち着いて座って観ているからであり、この日、この時は「めちゃくちゃ」であったのです。「めちゃくちゃ」と云うより、「ぐにゃぐにゃ」です。高熱を出している状態と似ているかもしれません。ですが、場面は冷たく冴え渡り、凛と張っています。
by stbrristol | 2010-02-21 23:24 | ┣横須賀水中処分隊


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